SC探訪、ダイバーシティ東京プラザ



あけましておめでとうございます、SC-CC代表の上田です。

2015年もSC-CCをよろしくお願いします。

20150105

 

先日、ダイバーシティ東京プラザに行ってきました。

ダイバーシティ東京プラザは、

2012年4月にお台場に誕生したショッピングセンターです。

ガンダムの等身大立像があることでも有名ですよね。

 

フジテレビが移転したころのお台場は、

おしゃれな人種が集まるちょっとしたトレンドスポットのような感じでしたが、

現在のお台場はそんな感じは全くなく、

観光客がやってくる観光地になっています。

 

ダイバーシティ東京プラザは三井不動産系のSCですが、

フジテレビがイベントプロデューサー等として絡んでいるのが特徴です。

開業前のネーミング募集も、フジテレビの企画と連動して行っていましたね。

 

テナント構成は、

観光地のSCということで

製菓メーカーのお土産ショップ、飲食、ファッション、ファッション雑貨が中心で、

生活雑貨や文化雑貨、サービスのテナントがほとんど入っておらず、

すこし偏った内容になっています。

 

来館者も、

地方からの観光客、修学旅行生、アジアからの観光客が多く、

館内には外貨両替所があったり、

テナントの1つであるマツモトキヨシでは「TaxFreeShop」のポスターが一番目立つように掲出されていたりします。

 

販促は、

私が訪問した時は、東方神起とコラボレートしたイルミネーションイベントを実施していました。

開業当初のキャッチコピーは「湾岸に、劇的空間あらわる。」でしたので、

そのコンセプトを現在も踏襲して、エンタテイメントを意識した販促を実施しているようです。

 

一方で、

買上2000円でスクラッチカードを1枚進呈し、

抽選で海外旅行や家電が当たる、というマストバイキャンペーンも実施していました。

施設周辺に住む商圏内顧客向けの企画だとは思いますが、

どのSCでも実施するような企画が、

ほぼファッションテナント中心のショッピングセンターになっている施設に相応しいのかどうか、

このあたりのバランスの取り方が難しい感じですね。

 

特殊な立地のSCが

その特殊性を活かして個性を輝かせることができるのか、

通常のSC販促との狭間でちぐはぐした感じになってしまうのか、

微妙な舵取りが肝になると思います。

 

 

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