こんにちは、SC-CC代表の上田です。
先日、オープンしたばかりのテラスモール松戸に行ってきました。
テラスモール松戸は、
住友商事が手掛けるショッピングセンターブランド「テラスモール」の湘南に続く第2弾となります。
先日2019年10月25日に松戸市北部市場後に誕生した新しいショッピングセンターです。
店舗面積は42,000㎡と、
63,000㎡のテラスモール湘南の3分の2くらいの大きさとなります。
最寄駅である北松戸駅からは1㎞強くらい離れている距離となっています。
2011年に開業したテラスモール湘南は、
神奈川県の湘南というブランド力の高いエリアに立地していることや、駅直結の立地であることなどもあり、
ハイセンスの感度の高いSCとなっていますが、
テラスモール松戸は、心地よく生活をサポートしてくれるような普段使いのSCとなっています。
テラスモール松戸の
開業時の店舗数は177店舗となっています。
店舗構成の特徴としては
スーパーマーケットが入っている1階に
各種の生鮮三品や惣菜、洋菓子、和菓子といった食物販テナントが多数入っており、
充実していることでしょうか。
テラスモール湘南も食物販は充実している印象がありますが、
こちらのテラスモール松戸は、全体の面積がテラスモール湘南よりも小さいので
より充実している感じがします。
今後、ファッションや雑貨などEC化率がさらに高まっていくにつれて、
ショッピングセンターのテナント構成は
食物販と飲食とサービスで大半になるという時代が来るのかもしれませんね。
今、話題となっているワークマンプラスも入っていました。
とても使いやすそうで心地よいショッピングセンターでしたが、
ブランディングの観点からは少し残念な感じがします。
せっかく湘南で作り上げた「テラスモール」というブランドの立ち位置が、
テラスモール=ハイセンスではなく、テラスモール=大型SCという風に、やや不明瞭になってしまったことです。
これから、またテラスモールブランドのショッピングセンターが出店されていくと思いますが、
どのようになっていくのかが楽しみですね。
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