こんにちは、SC-CC代表の上田です。
先日、ららぽーと湘南平塚に行ってきました。
ららぽーと湘南平塚は
昨年2016年10月6日に神奈川県平塚市の日産自動車工場跡に誕生したショッピングセンターです。
平塚市役所の近くにあり、最寄り駅のJR平塚駅からは徒歩15分くらいの距離です。
2007年に開業したららぽーと横浜、2015年に開業したららぽーと海老名に続き、
神奈川県内3つめのららぽーととなりますね。
同県内に3つはららぽーと最多となります。
ららぽーと湘南平塚の
開業時の店舗面積は6万㎡、店舗数は247店舗となっています。
同エリアの最大の競合は藤沢市の辻堂駅前にあるテラスモール湘南となりますが、
テラスモール湘南の店舗面積が6万3千㎡なので、ほぼ同規模ということになりますね。
店舗構成は
ららぽーとですので充実したテナントが入っていますが、
特徴的なのは2階に“SHONAN SEASIDE STREET”と命名して
海やサーフを切り口としたライフスタイルカルチャー提案テナントを
7つ集めていることでしょうか。
また、3階の本屋・有隣堂の横に“湘南ツリーハウス”というコミュニティスペースを
作っているのも特徴です。
みんなが集えるようにテーブルとイスを多数用意し、
休日などはワークショップイベントなども実施されているようです。
ららぽーと富士見にも入っている“チームラボアイランド”が入ってますね。
デジタル体験を楽しめます。
逆に言うと、
そのくらいしか特徴がなく、
ショッピングセンターの同質化が一層進んでいると感じてしまいます。
今までであれば、
新規SCには何らかの新規提案や驚きを盛り込んできたららぽーとでさえ、
同質化には抗えないんだなと。
販促は、
訪問した時は“アプリQRコードスタンプラリー”という
スマホアプリを活用した館内回遊企画を実施していました。
他のららぽーとも共通の販促企画のようで、
ららぽーとは近年アプリに力を入れている傾向があるので、
その一貫でしょうね。
バーゲンが終了した時期だったので、
販売促進企画は比較的落ち着いている印象でしたが、
湘南らしさを盛り込んだ
湘南らしいオリジナル販促を実施して、
湘南住民にアピールできるかを
今後もっともっと考えていくことが重要ではないでしょうか。
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