こんにちは、SC-CC代表の上田です。
先日、港北TOKYU S.C.に行ってきました。
港北TOKYU S.C.は、
横浜市都筑区の港北ニュータウンにあるショッピングセンターです。
前回訪問したノースポート・モールがある横浜市営地下鉄センター北駅のお隣の
センター南駅の駅前にあります。
読んで字のごとし東急系のSCですが、
1998年の開業から2011年までは核テナントとして東急百貨店が
施設の約半分を占めていました。
しかし、2011年にリニューアルした際に、
東急百貨店は完全撤退し、全区画SC形式となりました。
その2011年のリニューアル時には、
東急系の武器である渋谷109を活用して、
SIBUYA109OUTLETを導入しました。
マルキューのアウトレットが港北ニュータウンに出来たということで、
当時は話題になりましたが、
先日訪れた際には既に撤退しており、
跡地にはコジマ×ビックカメラが入っていました。
今では
しまむら、ダイソー、アカチャンホンポ、コジマ×ビックカメラ、ユニクロ、ライトオンなどが核テナントとなっており、
百貨店が入っていた上質なSCの面影はかなり無くなってしまっている感じです。
販促も、
縮小傾向にあるように感じられました。
訪問した時は10月だったのでハロウィン関連の販促が実施されていても良い時期ですが、
10月11月のイベントカレンダーには、よこはまプレミアム商品券が使えることが告知されていただけで、
ちょっと寂しい感じです。
近隣にあるモザイクモールは阪急百貨店を縮小したとはいえ
上質なSCというコンセプトをあまり変えずに現在でも運営しています。
港北TOKYU S.C.は、いろいろとコンセプトを変化させながら現在に至っているため、
なかなか難しい部分はあると思いますが、
今一度館のコンセプトを見つめ直し、
それに合った販促展開をきちんと実施して、
顧客との関係性を再構築していけば、
より良くなっていくのではないでしょうか。
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