こんにちは、SC-CC代表の上田です。
先日、プレミアヨコハマに行ってきました。
プレミアヨコハマは、
横浜市都筑区の港北ニュータウンエリアにあるショッピングセンターです。
前回訪問したモザイクモール港北・都筑阪急の隣にあります。
プレミアヨコハマは今から2年前の2013年10月に開業しました。
開業当初は、「きれいも、おしゃれも、たのしいも、おいしいも、ここにある。」をキャッチフレーズに、
ワンランク上のテナントをリーシングして
感度高めのライフスタイルを提案することを計画していたようです。
周りには百貨店併設のモザイクモールや大型のノースポートモール、低価格飲食が充実しているあいたいなど
複数のショッピングセンターが存在しているので、
そことの差別化の意味合いもあったのでしょう。
開業当初は
「J.プレス」の日本初登場業態「J.PRESS CLUB」や、
大塚家具の「EDITION BLUE PREMIERE YOKOHAMA」など
神奈川県内初出店のテナントなど高感度のテナントが出店していました。
しかし、
開業から2年たった現在、
4階には高感度家具のBoConceptなどがありますが、
ファッション系のフロアだったと思われる2階にはテナントが全く入っておらず、
ファッション雑貨系のフロアだったと思われる3階にはドコモショップがあるだけ、といった状態です。
最上階には、
ライブなども行えるプレミアホールと名付けたホールがあります。
コトの提供でシャワー効果を狙ってホールが設置されたのだと思いますが、
イベントもあまり埋まっていないようです。
なぜこのような事態になってしまったのか、
経緯を把握していないので何とも言えませんが、
表面的なニーズを需要として捉えて
それに合わせた机上のコンセプトで進んでしまったことが
住民の本当のニーズとのミスマッチとなってしまったのかもしれません。
消費者の本当のインサイトを捉えることで、
巻き返しを狙ってほしいですね。
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