こんにちは、SC-CC代表の上田です。
先日、無印良品の有楽町店に行ってきました。
無印良品の有楽町店は、
数ある無印良品の中でも最大級の広さを誇る旗艦店です。
その有楽町店が先日2015年9月4日にリニューアルオープンしました。
今回のリニューアルの最大のポイントは、
セレクトした書籍を店内の各所にレイアウトしたところにあります。
食品の近くには「ごはんと本」という切り口で、多様な書籍が置かれています。
衣料品の近くには「服と本」、美容品の近くには「からだと本」といった具合で、
店内のいろんなところが書籍と商品の組み合わせで構成されています。
商業施設の昨今のキーワードとして
「モノからコトへ」ということが言われ続けていますが、
書籍はモノの中で最もコトを包含している商品です。
その書籍を各種商品と組み合わせることでコト提案を行うという考え方は、
さまざまな施設で生まれ始めています。
以前このブログでも取り上げた「湘南T-SITE」や「ラカグ」と同じコンセプトですね。
ただ、無印良品は自社で企画製造した商品を販売しているSPA型なので、
書籍に合わせて商品をセレクトして買い付けて陳列するということが難しいため、
書籍と商品の関連付けが今ひとつのような感じを請けました。
もっともっと書籍のコンテンツと商品とを具体的に結び付けていく提案が
店内各所で行われると、
コトでモノを魅力的に膨らませていくことができるのではないでしょうか。
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