こんにちは、SC-CC代表の上田です。
先日、イオンモール春日部に行ってきました。
イオンモール春日部は、
埼玉県の春日部駅からバスで15分ほどの場所に
2013年3月に開業したショッピングセンターです。
首都圏にあるSCですが、形態としては完全な郊外型ですね。
イオンがショッピングモールの開発において
「モノからコト」という戦略を打ち出したころに開業したため
イオンモール春日部も「新たな体験などを提案する次世代型モール」として
イオンのアニュアルレポートに打ち出されていました。
とはいえ、
コト提案SCを具現化した2013年12月開業のイオンモール新幕張のように
体験型のテナント・サービスは特にありません。
イオンモール春日部は
GMSが占める面積が全体の4分の1程度で
専門店の数も180店舗ほどと多く
非常にバランスが良いSCといえます。
今やどこでも見かけるようになったので新鮮味はありませんが
ファストファッションのH&Mなども入っており、
イオンシネマもあり、フードコートも広くて充実しており、
テナント構成もバランスが良い感じです。
ハイエンドでハイセンスなテナントはありませんが、
イオンモールのある種の理想形ではないでしょうか。
庶民派SCの理想形のようなショッピングセンターですね。
すごくポテンシャルのあるSCなので
もっと販売促進に力を入れていけば、もっと伸びる感じがします。
本部主導の共通販促ではなく、
キッズファッションショーなど館主導の販促も実施しているようですが、
毎週末にイベントを実施するだけではない商圏特性に合わせた販促を
もっともっと実施できるのではないでしょうか。
館の商圏特性を分析し、
館独自のマーケティング戦略をしっかりと立てて
モール全体の共通販促とシナジー効果を発揮するような館独自の年間販促を組み立てていく。
その視点にもっと重心を置くと、さらに良くなるかもしれません。
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